2010-3
第3回 全国提案型施業事例発表会が開催されました。 | |
平成19年度に始まった「提案型集約化施業」も今年で3年目を迎え、森林組合や関係各位の努力により、全国的に浸透してきました。
こういった中、今年も去る2月9日に東京都渋谷区にある国立オリンピック記念青少年総合センターカルチャー棟小ホールにおいて第3回目となる事例発表会が行われました。 これは、各研修を修了された事業体の中から代表者を選出し、全国に向けて発表していただく場として開催されており、今年が3回目となります。 本年度は、全森連林会長、林野庁島田長官のあいさつの後、全森連より地域実践研修が一つの区切りお迎えることから、3年間の実績と成果について簡単な報告があり、続いてステップアップ研修に参加した組合と県行政のサポート事業について事例発表がありました。 お昼をはさんで、午後は会場前のホワイエにおいて各地域ブロックの代表によるポスターセッションからスタートしました。近畿ブロックは兵庫県の北丹西部森林組合が代表となり、ポスターセッションに参加し、デザイン賞を受賞しました。 その後、会場に戻り、梶山審議官の「新たな森林・林業の方針」についての基調講演があり、2つモデル組合とモデル組合を有する2つの県森連担当者によるパネルディスカッションが行われ、今後も「提案型集約化施業」を積極的に推進し、地域森林の担い手なっていくことを確認して盛大のうちに幕を閉じました。 |
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今回、三重県の各森林組合からこの発表会への参加はありませんでしたが、現在三重県の各森林組合には、「森林施業プランナー」の研修を修了された方が全森林組合で17名在籍しており、モデル組合である松阪飯南森林組合を中心に「提案型集約化施業」に積極的に取り組んでいただいています。
今後は、この「森林施業プランナー」を中心に、利用間伐など林産事業の推進を図りながら、地域の森林・林業をますます活性化していただきますようご期待いたしますとともに、本会といたしましても最大限のご協力をさせていただきますので、今後ともよろしくお願いします。 |