「森林施業プランナー認定制度 キックオフミーティング」開催される










 去る8月21日、東京新木場の木材会館7階ホールにおいて、「森林施業プランナー認定制度キックオフミーティング」が開催されました。
 当日は、森林施業プランナー協会 佐藤理事長及び林野庁 末松林政部長の挨拶、東京大学 永田教授の基調講演、群馬県在住の森林所有者 新井初江氏からのメッセージに続いて、認定森林施業プランナーのリレートークがありました。
 このリレートークは、各地でモデル組合として、森林施業プランナー育成研修を行い、提案型集約化施業を実践している組合のプランナーに、各地域の状況などをリレー方式で報告してもらう企画で、本県からは、松阪飯南森林組合の大西課長が発表しました。
 その後、パネルディスカッションがあり、認定制度に対する将来展望などについて、意見交換がなされました。
 今回キックオフミーティングが開催されたこの認定制度は、昨年までの各種育成研修によって養成された森林施業プランナーのレベルが様々であることから、認定資格制度にすることによって、プランナーのスキルアップと認知度の向上を図り、森林所有者の依頼を得て、社会的経済的地位の向上につなげることを目的としています。
 この目的に沿って、平成24年1月18日に森林施業プランナー協会が設立され、同年7月30日に森林施業プランナー認定制度が公表されました。
 認定制度そのものはまだ始まったばかりであり、今後紆余曲折があるとは思いますが、これからの林業は地域の森林を集約化して管理していく人材が必要であり、森林施業プランナーはその中心的な役割を担っていくと思います。
 地域森林の発展に寄与するためにも、森林施業プランナー資格についてご一考いただき、多くの方が資格取得されることを期待します。

 

※森林施業プランナー認定制度などについての詳細は、以下のホームページ等でご確認ください。
森林施業プランナー協会 http://shinrin-planner.com/













「仮称 森林づくり税」創設に関する陳情








 去る8月10日に「森林づくりに関する税検討委員会」より「災害に強い森林づくりのためには新税の導入が適当である」との報告を受けて、8月28日に、三重県林業団体連絡協議会として、三重県知事等に陳情を行いました。
 当日は、公務多忙の中、鈴木知事、三重県議会の山本議長、舟橋副議長、梶田農林水産部長に要望書を手渡し、「仮称 森林づくり税」に対する各林業団体の熱い想いを、三重県林業団体連絡協議会の会長である本会の青木会長より説明しました。

 今後は、関係者だけでなく、県民全体への理解を頂けるよう、協議会構成団体が一丸となって、関係各位と連携を図り、「仮称 森林づくり税」導入に向け、尽力していきたいと思いますので、会員及び各森林組合構成員の皆様のご協力をよろしくお願いします。