第3回みえチェンソー技術競技大会 開催

 去る平成29年8月26日に「第3回みえチェンソー技術競技大会」が、 菰野町「老人憩いの家 やすらぎ荘」において、「第2回12時間耐久木のぼり大会」 とあわせて開催されました。

 本大会は、単に作業スピードを競うのではなく、現場従事者の作業技術・労働安全の 向上及び現場従事者同士の交流を図ることにより、労働意欲と定着率の向上を図り、 一般の方に広く、林業について理解を深めていただくことを目的としており、 今年で第3回目の開催となりました。

 例年と同じく、斜めに設置された直径35cmの丸太を上下から 直角に伐り、段差なく円盤を切り出せるかを競う「丸太合せ輪切り競技」、 直径12cmの色のついた丸太から、いかに色のついた部分を傷つけずに円盤を切り出せるかを チーム3人のリレーで競う「輪切りリレー競技」、4mの丸太についた20本の人工の枝を、切り残さないよう かつ幹に傷をつけないように伐り払う「枝払い競技」の3種目が行われ、エントリーしていただいた 県内7つの林業事業体により、日頃の成果が競われました。

 また、審判員は前回に引き続き、三重県の林業普及員の皆様のご協力をいただき、公平・厳格な審査をしていただきました。

 当日は天候にも恵まれ、木々に囲まれた絶好のロケーションの中、例年を上回る観客に見ていただくことが出来、目的の 一つである、一般の方に林業について知っていただく良い機会になったと思います。

 競技の結果は、総合得点906点を獲得した、大紀森林組合チームが優勝しました。

 優勝した大紀森林組合チームには、来年の5月に青森県モヤヒルズで開催される「第3回日本伐木チャンピオンシップ(JLC)」 に三重県代表として出場することになりました。

 最後に、本大会の開催にご助力いただきました「木のぼり大会実行委員会」をはじめ、ご協賛及びご協力を賜りました関係者の 皆様大変お疲れ様でした。