第8回みえチェンソー技術競技大会inヴィソン |
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令和4年10月8日(土)に、ヴィソン多気において「第8回みえチェンソー技術競技大会」が開催されます。 県内の林業事業体に所属するフォレスターによって「林業の現場ではどのような作業が行われているか」、「木を伐採するにはどのような技術が必要なのか」、「安全に伐採するためのポイントはどんなところか」について、間近で見て知っていただく絶好の機会ですので、ぜひ会場に足をお運びください。 |
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<大会概要> 日時 令和4年10月8日(土) 10:00~15:00 少雨決行 予備日 令和4年10月15日(土) 場所 ヴィソン 木育エリア kiond 芝生広場 競技内容 第1種目 丸太合わせ輪切り競技 第2種目 簡易伐倒競技 第3種目 枝払い競技 |
<参加選手 (敬称略)>
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なお、会場西側のイベントブースにおいて「kiond林業のお仕事体験コーナー」が開設されます。ご興味のある方は、ぜひご参加ください。 |
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<みえチェンソー技術競技大会とは?> 県内の林業事業体で活躍する林業従事者の作業技術、労働安全の向上及び従事者間の交流を図ることにより、林業従事者の労働意欲と定着率の向上を促進し、一般の皆様に広く林業についての理解を深めることを目的とする。 |
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<競技説明> ① 丸太合わせ輪切り競技 直径35cmの丸太の高い方から、厚さ3cm以上8cm未満の円板を切り出す競技です。 丸太の下側から、丸太の軸に対して直角に切り込みを始めます。 丸太の下側から上方向にバーを押し上げて切り進め、赤色に着色している範囲内でガイドバーを止めます。この時、切り進め過ぎて赤ラインの上端を超えてしまったり、逆に切り込みが足りずに赤ラインの下端に到達する前に止めてしまうと、ペナルティになります。 赤ラインの内側で切り込みを止めたら、ガイドバーを丸太から抜いて、今度は、丸太の上側、緑色に着色してあるところから、丸太の軸に直角に切り始めます。緑色に着色してあるところ以外から切り始めるとペナルティになります。ガイドバーを下方向に押し下げて切り進め、先ほど、下側から切り出したラインと合せます。 円板が地面に落ちたらその場で速やかにチェーンブレーキをかけるか、エンジンを停止して開始ラインへ戻ります。 競技開始の合図から円板が地面に落ちるまでの時間が速いほど、下方向からと上方向からの切り出し面がきれいに一致しているほど、切り出し面が丸太の軸方向に対して直角に近いほど、得点が高くなります。 万が一、切り出しラインを合わせることができず、円板が落下しなかった場合や、上側からの切断面が下側からの切断面に一致せず、そのまま切り進めたり、ガイドバーで「こじって」無理やり円板を落としたと審判員が判断した場合や、一旦切り出してから切り直しを行った場合も、得点になりません。 丸太に10ミリを超える深さの傷をつけた場合や切り出した円板の厚みが3cm未満、または8cm以上の場合は減点になります。 ② 簡易伐倒競技 競技資材を立木と見立て、5m先の杭の方向へ倒れるよう、受け口、追い口切りを規定時間内に行う競技です。規定時間は5分です。 エンジンを始動させた後、セーフティゾーン内で位置に着きます。セーフティゾーンとは、丸太の伐倒方向の真後ろから両側に22.5°から67.5°の範囲を言います。選手の準備が整いましたら、競技開始の合図があります。 合図後、丸太まで移動し、位置についたら、チェーンブレーキを解除して、杭の方向に倒れるよう、受け口切り・追い口切りの作業を行います。 競技者は、追い口切りの作業が終わったら、チェーンブレーキをかけるかエンジンを停止して、セーフティゾーンに退避します。実際の現場では、木が倒れるのを目で確認しながらセーフティゾーンへ退避しますので、この競技では、丸太は倒れませんが、丸太を確認しながらセーフティゾーンへ退避してください。退避した時点で競技終了となります。 退避場所が、セーフティゾーン外であった場合や丸太に背を向けて退避するなど、退避方法・場所が不適切であった場合は減点となります。 競技開始の合図から、競技者がセーフティゾーンに退避するまでの時間が得点換算されます。 競技時間が5分を超えた場合は、受け口、追い口がどれほど正確に作れていても、この競技の得点は0点となります。 時間の他、伐倒方向のずれ、受け口の切り込みの深さ・角度、ツルの幅・高さを計測します。伐倒方向のずれが小さいほど、受け口の切り込みの深さ・角度、ツルの幅・高さが規定の数値に近いほど、高得点となります。 丸太の上から覗き込んだ場合、追いヅルが無い状態で伐倒方向に回り込むなどの危険とみなされる行為を行った場合、作業後の退避場所や退避方法が不適切な場合、丸太にマーキングした場合はペナルティが課せられます。 ③
枝払い競技 丸太にセットされた人工の枝を、丸太に傷をつけずに、切り残しがないよう、安全に、どれだけ速く払えるかを競います。 競技者は、競技開始合図後、丸太まで移動し、最初の枝を払う位置についたら、チェーンブレーキを解除して、枝を払います。 作業の安全性を確保するため、ガイドバーの先端が幹の中心線よりも自分の立っている側にある時に移動すると、危険な動作としてペナルティが課せられます。摺り足での移動もNGです。 全ての枝を払い終わり、ガイドバーの先端が幹の終端部を超えるまでのタイムを計測します。ガイドバーの先端が幹の終端部を超えたら速やかにチェンソーのチェンブレーキをかけるか、エンジンを停止させます。 競技開始の合図からガイドバーの先端が幹の終端部を超えるまでの時間が速いほど、高得点となります。 次にペナルティについてですが、高さが5mmを超える枝の切り残しがある場合、丸太に深さ5㎜を超える傷をつけた場合、長さ35cmを超える傷をつけた場合、切り落とさなかった枝がある場合、ソーチェーンが回っている時に払った枝をどけた場合はペナルティが課せられ減点になります。 |